2023年8月に開業予定の芳賀・宇都宮LRT。
高齢化が進む宇都宮市に活路を見い出す救世主となるか。
もくじ
芳賀・宇都宮LRTとは?
芳賀・宇都宮LRTとは、芳賀・高根沢工業団地と宇都宮駅東口を結ぶあらたな交通手段です。
LRTとは? (Light Rail Transit)の略で、”次世代の路面電車”を指します。
北米や欧州などではかなり実績があり、建設や設備コストを大幅に削減できる交通手段として注目を集めています。
#芳賀 #宇都宮 #LRT の最急勾配は60‰(パーミル)で、「清陵高校前」電停の西側の勾配区間もその一つです。
「#HU300形」(愛称「#ライトライン」)は、空車状態の同型車を1編成牽引して66.7‰勾配を走行できる性能を有しています。このため、60‰勾配でも軽やかに走り抜けて行きます。#宇都宮LRT pic.twitter.com/TXN6RPLaIr— 芳賀・宇都宮LRT情報 ~交通まちづくり宇都宮~ (@U_LRT) April 8, 2023
芳賀・宇都宮LRTの特徴は?
芳賀・宇都宮LRTの特徴は、クルマやバスとの融合にあります。
19の停留場(2023年8月現在)があり、そのうち5つの停留所には、駐車場やバス停があり、トランジットセンター(交通のハブ)を設置しています。
5つのトランジットセンター
- 宇都宮駅東口
- 宇都宮大学付属東キャンパス
- 平石
- 清原地区市民センター前
- 芳賀町工業団地管理センター前
芳賀町は、「芳賀町工業団地管理センター」内にトランジットセンター(乗換拠点)を整備し、近接する #芳賀 #宇都宮 #LRT 「芳賀町工業団地管理センター前」電停との間で乗り換え・乗り継ぎの利便性を高めます。
写真は4月2日(日)に撮影したもので、ロータリーの舗装工事が終わっていました。 pic.twitter.com/sHEAUAStJg— 芳賀・宇都宮LRT情報 ~交通まちづくり宇都宮~ (@U_LRT) April 8, 2023
芳賀・宇都宮LRTの基本情報
- 運行区間 : 約15km
宇都宮駅東口 〜 芳賀・高根沢工業団地 - 運賃
初乗り 150円〜400円
Suicaでの支払い可能 - 所要時間
44分(快速37分) 宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地 - 運行頻度
最大 10本/ 1時間
交通ICカード totra(トトラ)サービス開始
芳賀・宇都宮LRTに併せてた地域の取り組みとして、交通ICカードtotra(トトラ)の発売・サービス開始がされました。
宇都宮市は、「totra」をすべての中学生・高校生相当世代に配布したようです。
totra(トトラ)でできること
- 関東バス、ジェイアールバス、地域内交通、宇都宮ライトレールで使える!
- 全国の(Suicaが利用できる)鉄道、バスなどで使える!
- 関東バスやJR東日本など、複数事業者の定期券を1枚にまとめられる!
- 電子マネーとして「Suica」マークのあるコンビニや飲食店などで使える!
引用先: 宇都宮市サイト
今後の発展はあるのか?
現在のところ、芳賀・宇都宮LRTは、宇都宮駅東側となっていますが、2030年代には駅西側にも路線を整備する計画があり、宇都宮駅東西で結ぶ路線も期待できそうです。
まとめ
次世代型路面電車(“LRT”)が宇都宮を活性することができそうです。
宇都宮市内は渋滞が多いため、交通渋滞の緩和もでき、宇都宮駅拠点の商業施設も増えているため、経済効果アップする可能性があります。